ある日、森の中、出会った熊さんのごちそうは――私!?
webデザイナーの瞳の元に初仕事のオファーが舞い込んできた。サイト制作の取材のため、山間にある養蜂場・くまがいはちみつ園へ赴く瞳。
ドキドキと不安と喜びの心を安らげるため、甘い蜂蜜の香りが欠かせない瞳にうってつけの依頼だった。
出迎えた依頼人・熊谷涼二郎――分厚く大きな手、真黒い目、褐色の肌…それはまるで熊!?
熊のような風貌の涼二郎に怯える瞳だったが、彼は物腰柔らかく優しい男性だった。
すっかり打ち解けた二人の間に香る蜂蜜の香り…いつも優しい気持ちにしてくれるはずのソレが瞳を熱くとろけさせて…!?
そして瞳の香りが、涼二郎の潜む本能をくすぶり…!?